舐められたくない。

 

キスからはじまって

首筋

乳首

 

骨盤

 

男性の舌が、這う場所。

 

おへその周りも、くすぐったいのと気持ちいいの中間。

 

そして、太ももの付け根

太ももの内側

 

ゆっくり、ゆっくりと舌が這うの。

 

 

あなたは、彼の舌がここまで来たら

何を考えるかしら?

 

 

少し腰を浮かして

もっと秘めた部分に期待する?

 

 

それとも、彼の頭をそれ以上動けないように、

太ももで挟むのかしら?

 

 

 

私は恋愛メンタルのカウンセリングと

セックスカウンセリングをしているのですが

(1月からは1つのカウンセリングにまとめる予定です)

「恥ずかしくて、彼がアソコを舐めようとすると、抵抗しちゃうんです」

と、クンニリングス(通称クンニ)に対してご相談をいただきます。

 

 

しかも、最近このお悩みが多いの。

何かの集合無意識が働いているのかと思ってしまうほど。

 

 

 

「彼に見られたくないし、

あそこは舐められたくないんです。

私はしてあげるの、好きなんですけど…」

 

「わたしの汚いところだから。

恥ずかしくて。」

 

 

見せたくないところ…

というのは、ものすごくよくわかります。

 

生まれてからずっと同じ形容だったら

自信が持てるのかもしれないけれど

年齢を重ねるごとに

酸化と擦れてしまうことにより

色も形も綺麗とは言えないなと

43歳の私も、そう思います。

 

 

 

だけどね。

それでも、綺麗と思いたいじゃない?

 

綺麗な私を見せたいじゃない?

 

 

だって、綺麗な私を愛していてほしいもの。

心の底から、綺麗だね、愛してるよって、言って欲しいもの。

 

そう。だからこそいくつになっても、

私たち女性は「美しく在りたい」と願うのです。

 

 

 

でも。

 

男性は、見たいし

舐めたいと言う。

(もちろん、したくない男性だっているけど。最初の夫はイヤって言ってた)

 

その折り合いをどうしていけばいいのか?

 

私の想像していた以上に

「クンニ」で悩んでいる女性は多いようです。

 

 

でね。

心と体は繋がっているので、

心のほうから、見てみるとします。

 

 

そして、分析してみると

 

男性に負けたくない

男性に心を許すのが怖い

 

が出てくるのね。

 

 

 

そしてそれが日常生活でも

 

男性に舐められたくない

 

と思っていたりするの。

 

 

男性よりお仕事を頑張ってしまったり

男性の一挙手一投足にイライラしたり

男性をバカにする言い方が抑えられなかったり

 

だからセックスでも

舐められるくらいなら

気持ちいいことなんて手放しますっ!!

 

で、

 

そこから

 

舐められるより

舐めよう!!!

 

になって

 

「してあげるのが好き」に変換されていく。。。

 

 

舐められないために鎧を着て

舐めさせないために先に自分の武器を使ってしまうのね…

 

 

でも、男の人は外に出たら7人の敵がいる…らしいではないですか。

 

 

常日頃、戦っている男性。

鎧を着ている、女性。

 

武将同士のセックス(戦い)がはじまるのです。

 

 

ある種

新しいプレイになりそうな感じもしますが

でも、男性はベッドの上ぐらいは、戦いを放棄したい。

そのために男性は「生身の女性」を愛したいんじゃないかな。

 

それなのにベッドの中にも、ガチガチに鎧で身を固めた武将がいたら、最初は彼も頑張る(戦う)けど、きっとそのうち彼の武器(舌とおちんちん)が使えなくなって、白旗を降るの。

彼のほうが。

 

ごめん、もう無理…って。

 

・・・・・

 

クンニは(男性の上手・下手も関係するけど)

女性が気持ちよくなる行為です。

 

戦う行為じゃなくて

とろけるような極上のオンナを感じることができる

素晴らしい行為。

 

 

もし、あなたが彼の求めることを受け入れてみたくて

極上な気持ち良さを感じてみたいなら。

 

 

あなたが自らの鎧を脱ぎ捨てて。

 

 

「してあげるばかりだと

私の気持ち良さはどこに行ってしまうの?」

 

「彼が『愛したい。愛撫したい。』という気持ちは

どこに向かっていけばいいの?」

 

鎧を脱ぐために

この2つを自分の心に、いつも問いかけて欲しいのです。

 

 

セックスはオナニーじゃないから。

 

 

2人でしたい。

 

あなたとしたいの。

 

 

だから、抵抗せずに受け入れる勇気を出してみてください。

 

彼からの愛撫を。

 

舐められるのではなく

愛を絡めあうことだと気づいてください。

 

 

彼の舌が、あなたの秘めた部分を舐めたとしても。

 

あなたの秘めた部分で

彼の舌と絡め合って

愛を深め合っていると受け止めて。

 

 

クンニは舐められる行為じゃない

愛を絡めあう行為。

 

 

それに、恥ずかしくて見せられないのは、

日頃「あなた自身が自分で見てあげてないから」

 

唇がガサガサになっていたらリップクリームを塗るように

秘めた唇を、

たまには鏡で、その目で見て、

気にかけてあげてね。

 

 

秘めていても、あなたの「肌」の一部。

化粧水や乳液を、

肌に纏わせてあげてもいいの。

普段人前で見せることがないからと、手を抜くから恥ずかしいのよ?

 

 

いつでも、堂々としていてください。

秘めた美しさは、

あなたにしか出せない魅力なのだから。

 

 

もう一度。

舐められているときは

彼の舌を、

あなたのその秘めた唇で舐めて、絡めあっているイメージで。

 

 

唇と唇が重なり合っているのだから、

そもそも彼の目にあなたの秘密の唇は、

み・え・な・い。

 

 

だから、恥ずかしがらなくていいの♡