もう頑張らなくていいんだよって、タイムマシーンに乗って。

 

そういえば。
わたしは眠れない子でした。

 

夜の9時になると
強制的に「寝なさい」と言われ
お布団に入り
目を閉じる。

 

だけど、どうしても眠れなくて
豆球が明るく感じるほど
目が冴えて
脳が冴えて。

 

時計をみては、怖くなる。

 

はやく寝なくちゃ、と。

 

大人になった今なら、次の日の予定とか先のことが自分で読めるから、睡眠は管理しやすいけれど。
強制的に起こされて、保育園や学校に行くことが絶対だった母には逆らえないから、無理やり起こされて。
だから、小さい頃の私は、眠らなくちゃいけないことが、すごく辛かったんですよね。

 

 

先日、わたしが書いたメルマガについて、アドバンスプロカラーセラピストの横山麻美ちゃんが感想を書いてくれました。

自分だけが頑張れば、我慢すれば…じゃうまくいかない。うまくいく方法はただ1つ。

今は本当に気が楽。
生きるのが楽。

幸せ。

そうやってさ
我慢して、頑張って自分を犠牲にするのは

それはそれは楽かもしれない。
でも、ひずみが生まれるからね。

我慢する事も頑張る事も
頑張り屋さんからしたら
そら簡単な事。

でも、それが出来たからって
事態は好転しない。

むしろ、悪化していくと思う。
だって、我慢してるから。

心から許せるのか、心から受け入れられるのか。
それが出来ないなら自分がしんどい思いをするだけ。

そして、その反動が
何らかの形で出てくる。

それがしんどいし、事態が悪化していく要因になる。

 

あさみちゃんも我慢して自分を押し殺して生きていたのね。
今は幸せと書いてあるように、わたしから見たら我慢や頑張りとは別世界のように見えるし、我慢や頑張りを手放したからこその、あの軽やかさなのだと思います。

 

 

そして本当にこの「我慢や頑張り」って、子供のころからしている人が多いのです。

 

 

わたしが小さい頃に眠れなかったのは、

お布団の中に入れば「自由」だったから。

 

お父さんやお母さんの顔色を伺うこともしなくていいし、妹たちに愛を奪われたと(勝手に)嫉妬することもないし、保育園で友達(いじめる人を友達と呼ばなくてもいいか)にいじめられていることも、まだ子供だったから言葉にできない息苦しさや悲しみに溺れて、その言葉にならない苦しみに自分が「そんな自分がダメ」なのだと思う必要もない。

 

お布団の中はたくさんの想像ができて、自由で、本当のわたしに戻れるひととき。

 

それは脳が興奮して眠れなくなるよねと。

 

眠れなくて良かったんだよ、と。
眠ることが正しいことと思わされていたあの頃のわたしを抱きしめて、そう言ってあげられたらよかった。

いえ今からでも遅くはないから。
想像の中だけででもタイムマシーンに乗って、抱きしめに行こう。

 

 

女性性やセクシュアリティと

自分が育ってきた環境
家族との関係

は大きく関わっていきます。

 

なぜか生きるのが辛いとか
恋する気持ちにすらなれないとか
オンナとして生きることに抵抗が出てしまうことも。

心の中にある家族に対する「我慢」や「頑張り」が、大人になった今でも、あなたを閉じ込めさせてしまっているのかもしれません。

 

 

そう。
これは女性だけじゃなくて、男性もね。

 

性に対して愛する人の前では素直に自分を出せなかったり、本当にしたいセックスが言えなかったりする場合は、心の中にある我慢や頑張りが前に出てしまって、どうしても愛する人と(愛していても)向き合えなかったりするのです。

 

 

 

 

だけどもうセックスや愛を「頑張るもの」という思いから、切り離せたらいいですよね。

私たちは誰かにとっての「いい子」になろうとしがちで、私たちはそうするしか愛を表現する方法を知らなかったのだけれど。でも、いい子になったところで、本当に望む愛がもらえるかというと、そうではないのだもの。

 

 

我慢や頑張りをやめて、自分の人生のために自由に生きていいのだと。
あなたの想像というタイムマシーンに乗って、「ちいさな頃のわたし」に伝えに行ってあげてくださいね。

 

頑張って我慢していたあなたを一番に救えるのは、あなた自身です^^