更年期と繊細さと私。

・お盆に実家の新潟へ帰省したとき。あまりの暑さに「もう無理！」となり、伸びていた髪をばっさりと切った。
新潟は涼しそうなイメージだが、山から下りてきた温かい風が吹く（フェーン現象）ので、想像以上に暑い。
実家の糸魚川も例外なく暑くて、髪を切って涼しくなりたかったのだ。

髪を切ってから２ヶ月経つので、今日はプロフィール写真を撮りました♪

・だけど、髪を切っても汗は止まらなくて。
そう、これがきっと更年期というものだろう。
ホットフラッシュというような「のぼせ感」はないのだけど、とにかく後頭部からの汗がひどくて、短く切った髪からしたたり落ちるようになってしまった。
いつもタオルハンカチが手放せない。次男を自転車で迎えに行っても、次男を後ろに乗せたら後頭部の汗を拭いてもらっていたくらい。
昔はこんなことなかったのになぁ、と。
心はまだいつでも10代や20代になれるのに、身体はちゃんと成長しているのを実感する。
それに最近は肌荒れもひどい。
「更年期　肌荒れ」と検索すると、どうやら女性ホルモンのエストロゲンが少なくなってしまうことで、乾燥したりポツポツと湿疹が出たりするのを知った。

それはつまり「潤わない」ということ。

ドライアイがひどいのも、セックスのときに濡れにくいのも。
身体がしっかりと更年期を迎えているから。
わたしは今でも成長しているんだね。

・そして、わたしは大きな勘違いをしていたことにも気づいた。
更年期を迎えた女性は、生理も来なくなって女性として強くなっていく気がしていた。
生理も来ないということは、安心してセックスもできて、今よりももっともっと楽しめるのではないかと、そう思っていた。

だけど実際は少し違う。
潤わないから痛みも伴うし、気持ちも揺らぎやすくなったり、肌まで弱くなっている状態。
強いどころか、繊細になっているのだ。

生理が来なくなって「女性」として本来の姿に戻る。
それは繊細で弱くて生まれたてのような女性になるということだったんだ。

・自分が更年期になってみて、その繊細さを強く感じるの。
更年期を過ぎたら、また何か気づくのだろうか。
もっと繊細になるのかな。それとも揺らがない強さが生まれるのかな。

・今日のリーディングメッセージ（Child of Wands）