あの頃。みーたんが怒っていたのね。

・今日の晩ごはんはカレーの予定。
次男が生まれる前までは辛口カレー(しかもかなりの激辛)ばかりだったけど、最近はバーモントカレーの甘口ばかり。
辛さを増すスパイスをかけるものの「甘さ」の美味しさに気づく。
しかもバーモントカレーの甘口はどの甘口カレーよりも美味しいと思う。

 

・ご飯を作っても「今日は晩ごはんいらない」と、突然連絡が来ることがある。
しかもそれが接待で、、、となると、上の子たちがまだ幼い頃の20代の私は激しく怒った。
最初の結婚のとき。
「せっかく用意していたのに!」と泣いて怒りながら、作ったものをゴミ箱に捨てたりしていた。

ま、わたしの黒歴史だな。

なぜ、あんなにも怒って、あんなにも悲しかったんだろう。
怖いくらいヒステリックそのものだった。

 

・怒りの奥底には悲しみがあると、よく言う。
当時のわたしは怒りを顕にすることで、悲しんでいる自分に蓋をしていたのかもしれない。

何が悲しかったの?

たぶんそれは、作ったご飯を食べてくれなかったことじゃなくて。
「自分だけ孤独の世界に追いやられることが悲しかった」ような気がする。

元夫に依存していたから。
ママ友もいなかった時期、元夫しか接する人がいなかったから。

孤独に追いやられる気がして悲しかったんだろう。

 

そして、これは本当の本当の奥底にあるものは、母親から突き放されることの悲しさ。
妹たちが生まれて、わたしのことを「おねえちゃんだから」と後回しにされたことの悲しさ。

 

現在ならわかるけれど、昔はわからなかったこと。

わたしはずっと、孤独が怖かったんだね。

 

・そして今は、突然「ご飯いらない」って言われても全然気になりません。
当然、作ったおかずを捨てたりもしない。
というか最近は作る前に連絡が来たりするので、「ちゃんと作らなくてもいいんだ♡」と思うこともあって、過去のわたしの怒りや悲しみはもう浮かんではこない。



いつぞやのLINE
いつも遅くまでお仕事、お疲れ様です。

 

 

孤独への悲しみが、いつの間にか癒されているのかもしれないな。
感情の扉を開けて、怒り、泣いてきた過去のおかげかも。
1人取り残されていくと思った恐怖は自分の妄想でしかなかったんだよと、小さかった「みーたん」は48歳くらいになって気づくよ。

 

 

・今日のリーディングメッセージ(Chariot)

欲しいものが明確じゃないと
走り出せないのを
あなたは気づいていて

靴の紐を結びながら
よし、行くぞと
気もちを「あれ」に集中させる

走り出したら
止まらない
だって、ずっと欲しかったんだよね
いま、手に入れるときだから

 

あなたの日々が
望む愛で満たされますように。

 

みさほ

 

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