怖がらせたって意味ないんだよ、ね。

・学校から帰ってきた次男は、手を洗ってから洗面台の蛇口をキュッと閉めないので、水がチョロチョロ流れてしまう。
しかも毎回同じことを繰り返すので、「またやったらSwitch水没させるからね！」と恐怖政治を行った今日この頃。
次男はえーーーと言いながらも、また同じことするんだろうなぁと思ったりもしているところ。
結局、わたしが言うだけなのをわかっているので恐怖ではないのか。

・人の心って「怖がらせることでは動かないもの」なのだ。
むしろ余計に頑なになってしまう。
心を閉ざしてしまう。

だから恋愛では「別れるなら死んでやる」的な恐怖政治はまったく意味をなさない。
そんなこと言われたら余計に別れたくなってしまうもの。

そういえば過去に、終わりを切り出したら何度か関係があった人に泣き喚かれたことがある（しかもめっちゃ年上で、さらに既婚者だった）。
余計に冷めていく、わたし。

でもね。
その気持ちもわかる。

なぜなら私も、20歳過ぎのとき。
当時付き合っていた人に同じことをしたことがあるから。
しかも路上で笑
喚いてはいないけど、別れたら生きていけないとシクシク泣いた。
泣いたらまたよりを戻してくれると思ったのだけど、それは全くの逆だったんだ。

・これまで何度も恋愛をしてきて、さらに今のパートナーとも壮大な喧嘩を何度もしてきて学んだこと。
それは「恐怖の無意味さ」だと思うの。
もちろん恐怖を与えることが悪いことじゃなくて。
怖がらせて振り向かせる方法しか知らなかっただけ。
愛が不器用なだけ。

怖がらせるのではなく、受け入れることがきっと大事。

うん、わかったよ。
そう言えるかどうか。

自分の器を大きくするチャンスを、無駄にしないでおく。

・なんて、そうは言ってもいざとなると「恐怖」を武器に使いたくなるかもしれないけれど。
だけど、使っても意味のない武器だから役に立たないよね。

・蛇口から水がチョロチョロ出ていても、（毎回面倒くさくても）ちゃんと止めてねって言う。
わたしの器を大きくして。

娘が飼っている（うどん２歳）を預かっていました。

恐怖に支配されない世界の住人
ただただ、かわいい^^